一方通行
思いっきりドアを開けた。


「おっはよーう!」


「おはよう、優希。」


「橘、今日も朝からうるせぇなぁ!」


「褒め言葉かな?」


「とんだ勘違い野郎だ!」


「野郎?え、どこ?ここには綺麗なレディしかいないけど⁉︎」


「それこそどこだよ!」


友達と朝の挨拶をかわし、クラスの男子とじゃれあういつもの朝だ。
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