最初で最後の私の恋物語
本当、うぜぇ。

でも唯一、俺の学校生活を癒して

くれるのが放課後中庭で、鳥や花の

エサやりや、水やり。

女達はいないから、ここで疲れた

心を癒せる。

今では俺の趣味となっている。

女みたいな趣味だけど俺はこれが一番

好きだ。

でも、こんなとこ誰にも

みられたくねぇわ。

見られたら、俺の人生終わりだ。

ふと、何かの視線を感じた。

視線の感じる方を見ると、

女が俺のことを直視していた。
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