最初で最後の私の恋物語
「絵里、今日早退した方がいいよ。」

「はぁ!?私は頭くるくるパーに
なってないからね。
それとちゃんと話、聞き入れなよ」

だって私が浅村君の

特別な人になるっていうのは、

浅村君の好きな人が私になるって

ことだよ。

そんなの無理だよ...

というか絵里、子供っぽいくせに

こういう時だけはしっかり者なんだから。

でもとても頼りになるけどね・・・

恋愛豊富だし、これに関しては先輩だなぁ。

「わっ、分かったよ~」

「でも特別な人になるには
何をすればいいの?」

考えてもわかんないや。

「とりあえず、なんかさりげなく
アピールしたら?」












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