最初で最後の私の恋物語
アピール?

なにすんの?

する事ないよ。

私の想像するアピールは

「ボディタッチ」かな?

・・・

「無理無理無理!!
そんなのかなりのハードだよ。
男の人の体なんて触れるわけない!」

いくら浅村君でもそれは嫌。

多分もし、触ったとしたら

私、倒れて病院送り。

「はぁぁぁ?
百合、バカ?
あのねボディタッチだけがアピール
じゃないからね」

えっ。

そうなの?

始めて知った。

というか絵里にバカって言われたくないな。

絵里の方が頭悪いよ。

「百合、そんな大変なことしなくても
浅村君に積極的に話しかければ
それだけでもアピールになるよ」









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