最初で最後の私の恋物語
尋常じゃない足の震えで、

もう立っているのも厳しくなってきた。

怖い、怖い、怖い。

誰か助けて。

「そんなこと言わずにさ。
俺らと一緒に来て」

男たちは私の腕をグイグイと引っ張り、

コンビニから離れようとした。

「やだっ!助けて!」

グイッ!

すると私の手がおもいっきり

ひっぱられた。

私の手を握っている人を見たら

驚きを隠せなかった。

それは浅村君がそこに

立っていたから。

「てめぇら、俺の女に手を出すな。
次こんなことやった時は
ただじゃおかねぇ。」

「わかったな!!!」





















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