最初で最後の私の恋物語
浅村君はやっぱり優しい人だ。

何か事件がおきても自分より

先に他人を優先する、とても心優しい人。

あと浅村君、私に触れて少し震えてた。

良かった

女として見られてて良かった。

「浅村君、もう大丈夫だよ。
ありがとう」

そういうとほっとした顔をして

腕をほどいてくれた。

「桜井、ちょっと公園行かないか?」

なんで?

今から公園ってなにするのかな?

「どうし.......
うん、分かった。」

「すまんな。
じゃあ行くか」




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