最初で最後の私の恋物語
「あっ!!急がないと学校遅刻しちゃうよ!!!」

「....」

「そういえばそうだったぁ!!」

絵里の言葉にいろんなことを考えていた

自分がバカだった。

私と絵里は学校まで猛ダッシュ!!

「絵里、急げーーー!」

「分かってるーー」


周りの人たちはジロジロとこっちを

見てたけど、お構いなしだ。

それにしてもとても寒い!

冬の冷たい風が顔にあたり、氷のように

冷たい。

学校の門を通り過ぎるとちょうど

チャイムが鳴った。

「...ふう。間に合ったぁ」

もうヘトヘトだよぉ〜。

でも教室まで行かないと...

担任の男子の体育教師 入江 (通称鬼江)の

ゲンコツが飛んでくる。

ただでさえ男嫌いなのに...

最悪…

私達のクラス2ー3まであと少し・・・
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