終わりかけの永遠に
次の日、軽音部の顧問である春川先生から、ある発表をされた。


「文化祭で、騎田くんと朝比奈さんに盛り上げて欲しいと、みんなから依頼が集まっているらしい」

「依頼...?」

「それって、皆の前でギター弾いて、歌うってことですか?」

「そういうことになりますね」

「え...緊張する...」

「昨日は皆の前で自分の気持ちを伝えてたのに?」

「それでも緊張はするし!」


昨日から、千歳くんが可愛らしく見えてしまう。
それに、千歳くんを変に意識してしまう...。
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