終わりかけの永遠に
「...っ、ここにいる、僕らの歌を聴いてくださった皆さんと、俺の心友、明に、気持ちを伝えます。本当に、ありがとうございました...っ!」
千歳くんの最後の言葉に、私もお客さんも大きな拍手を送った。
涙を流しながら誇らしげにステージに立っている千歳くんは、今までで一番輝いてて、カッコよかった。
「莉愛っ!お疲れ様!」
「咲良!ありがとー」
文化祭が終わり、みんなが出し物の片付けをしているとき、咲良が脱け出して来てくれた。
「騎田千歳は?」
「今は部室で休んでるよ」
「そっか。騎田千歳、思ってたよりカッコいいね。惚れちゃうわ」
「えっ...!?」
私が焦ると、咲良は笑って「冗談だよ。頑張ってね。応援してる」と送り出してくれた。
千歳くんの最後の言葉に、私もお客さんも大きな拍手を送った。
涙を流しながら誇らしげにステージに立っている千歳くんは、今までで一番輝いてて、カッコよかった。
「莉愛っ!お疲れ様!」
「咲良!ありがとー」
文化祭が終わり、みんなが出し物の片付けをしているとき、咲良が脱け出して来てくれた。
「騎田千歳は?」
「今は部室で休んでるよ」
「そっか。騎田千歳、思ってたよりカッコいいね。惚れちゃうわ」
「えっ...!?」
私が焦ると、咲良は笑って「冗談だよ。頑張ってね。応援してる」と送り出してくれた。