終わりかけの永遠に
「...莉愛のさ、将来の夢って、何?」
「私の?」
「うん」
事務所の共有スペースで、突然千歳くんにそんなことを聞かれ、私は驚いた。
「だって、ずっと俺の応援ばかりして、莉愛の夢、聞いたことなかったじゃん?」
「...うん。私の夢は、千歳くんをデビューさせることだったからね。でも、見つけたよ。私自身の夢」
「何?」
「...作詞家」
「...すごい」
「千歳くんのおかげだよ。私、陵くんや響くんの真似ばかりして、自分の意思をちゃんと持って来なかった。でも、千歳くんのおかげで、歌が人を救うことも、歌詞を書くことの凄さも知った。私も、千歳くんと明くんみたいに、人を魅了する歌詞が書けるようになりたい」
「...応援してる。お互い頑張ろうな」
そんな約束を交わし、私達は、新しい永遠を歩き出した。
「私の?」
「うん」
事務所の共有スペースで、突然千歳くんにそんなことを聞かれ、私は驚いた。
「だって、ずっと俺の応援ばかりして、莉愛の夢、聞いたことなかったじゃん?」
「...うん。私の夢は、千歳くんをデビューさせることだったからね。でも、見つけたよ。私自身の夢」
「何?」
「...作詞家」
「...すごい」
「千歳くんのおかげだよ。私、陵くんや響くんの真似ばかりして、自分の意思をちゃんと持って来なかった。でも、千歳くんのおかげで、歌が人を救うことも、歌詞を書くことの凄さも知った。私も、千歳くんと明くんみたいに、人を魅了する歌詞が書けるようになりたい」
「...応援してる。お互い頑張ろうな」
そんな約束を交わし、私達は、新しい永遠を歩き出した。