終わりかけの永遠に
永遠その2

部活

「あんたって、バカなんだな」

「好きに言っていいよ!後で後悔すると思うけど!」

「...ったく」


まず、何をしよう。

教室で考えていると、咲良が声をかけてきた。


「ねぇ、莉愛。部活、何に入る?」

「部活?」

「うん。私、書道にしよーかなー」


咲良の一言に、私はある考えを思い付いた。


「そうだ...!ありがと!咲良!」

「うん!どういたしまして...って何が!?」


困惑している咲良を置いて、私は屋上へと続く階段を駆け上がった。
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