終わりかけの永遠に
曲が終わり、私たちは目を合わせた。
「...最っ高!」
私の一言に、春川先生も「楽しかったですね」と笑った。
騎田くんをちらっと見ると、今まで見たことがないほど楽しそうで、充実感に溢れていた。
「やっぱ、大好きなんだね」
「え?」
「今の騎田くんの顔、私好きだよ。今までで一番いい顔してる」
私のその言葉に、騎田くんは「そうか?」と無表情で言っていたけど、やっぱり楽しそうで。
騎田くんは情熱の行き場を失っていただけだと思うんだ。
だって、情熱の行き場を見つけた騎田くんは、こんなにも生き生きしてる。
「...最っ高!」
私の一言に、春川先生も「楽しかったですね」と笑った。
騎田くんをちらっと見ると、今まで見たことがないほど楽しそうで、充実感に溢れていた。
「やっぱ、大好きなんだね」
「え?」
「今の騎田くんの顔、私好きだよ。今までで一番いい顔してる」
私のその言葉に、騎田くんは「そうか?」と無表情で言っていたけど、やっぱり楽しそうで。
騎田くんは情熱の行き場を失っていただけだと思うんだ。
だって、情熱の行き場を見つけた騎田くんは、こんなにも生き生きしてる。