終わりかけの永遠に
「俺ら、似てるのかもな」


ふと、明がそう言った。


「うん。俺も今、そう思ってた」


明るい明と暗い俺。
カッコいい明と臆病でダサい俺。

それなのに、歌詞を書いていると、どこか似通っていた。
まるで、二人が同じ気持ちを抱いているかのようだった。

俺が歌詞に入れた"君"は、明のことだった。
明にとっての"君"は、誰なんだろう。
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