無意識に僕の心は君を写す。【超短編】
~車中~
ハシャギ過ぎた君は僕を置いて夢の中。
誕生日プレゼント、何がいい?
さっき、君が聞いてきた。
君と過ごす4回目の僕の誕生日。
何でもいいよ。って、僕言ったけどホントは
1つだけ欲しいものがあるんだ。
君の『未来』を僕に下さい。
…僕の愛情、あげるから。
だから君が目覚めたら言うつもり。
…君と結婚したいって。
君は驚くかな?
それとも照れてる僕の顔見て笑うかな?
これからも。
僕の心は君を写す。
…無意識に。
おわり。