優しさに包まれて

お祝い?の後は

お店の前で、課長と由華はタクシーに乗って帰って行った。

公人と私は徒歩で公人のマンションへ。

公人は、私をソファーに座らせると、ちょっと待っててと言って、ベッドルームに入って行った。

しばらくすると、さっきとは別のスーツに着替え、通勤用のバッグと別に小さなボストンを持った公人がベッドルームから出てきた。

『行こっか。』

笑顔で玄関に向かう。

『公人?』

『今から優希のマンションに行く。』

『何で?』

『今夜も一緒にいたいんだ。でも、ここには優希の着替えないから。だから今日は俺が優希のマンションに泊まる。』

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