優しさに包まれて
公人にコーヒーを渡し、お風呂の準備をする。

湯船にお湯が入るまで、ソファーで公人と話をしていた。

公人に肩を抱かれ、時々、軽く触れるキスをしながら話していると、お風呂のお湯が入ったというアラームが、鳴った。

『公人。先にお風呂どうぞ。』

私の言葉に

『一緒に入らないの?』

と淋しそうな顔をする公人。

『今日は入らないよ。』

私の返事に、公人は黙ってソファーから立ち上がった。

そして、さっと私を抱き上げ、そのままバスルームに向かう。

バスルームに着くと、笑顔で

『一緒に入るだろ?』

そう言いながら私の服を脱がせ始めた。

一応、拒否してみたものの、拒否できないと諦め、結局、公人の言う通りに一緒にお風呂に入ることに。

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