ソプラノ【BL】
~翔side~
先輩が行ってしまった後もしばらくどうすればいいのか分からなくて立ち尽くしていた。
そしたら遥に後ろからどつかれた。
「てぇっ!」
「なにしてんねん!追いかけろや!!」
「.......んで.............」
「聞こえん!」
「何で俺が追いかけなきゃいけねぇんだよ!」
そうだ、俺は元々迷惑してたし、ここで追いかけなかったら関係は終わる。
それでいいじゃん。何で追いかけなきゃいけないんだ。
.......それじゃあ、なんだよ。この胸の痛さは。俺には関係ないのに....
「アホちゃうか!お前はそれでも男か!」
「おい遥、その辺にしとけ」
紫音がぎゃーぎゃー騒いでる遥を止めに入った。
「翔。本当に追いかけねぇんだな?」
「.......」
わかんねぇよ....
「後悔、しねぇんだな?」
その時俺の体は勝手に走り出していた。
先輩が行ってしまった後もしばらくどうすればいいのか分からなくて立ち尽くしていた。
そしたら遥に後ろからどつかれた。
「てぇっ!」
「なにしてんねん!追いかけろや!!」
「.......んで.............」
「聞こえん!」
「何で俺が追いかけなきゃいけねぇんだよ!」
そうだ、俺は元々迷惑してたし、ここで追いかけなかったら関係は終わる。
それでいいじゃん。何で追いかけなきゃいけないんだ。
.......それじゃあ、なんだよ。この胸の痛さは。俺には関係ないのに....
「アホちゃうか!お前はそれでも男か!」
「おい遥、その辺にしとけ」
紫音がぎゃーぎゃー騒いでる遥を止めに入った。
「翔。本当に追いかけねぇんだな?」
「.......」
わかんねぇよ....
「後悔、しねぇんだな?」
その時俺の体は勝手に走り出していた。