消えない想い
第一章 初めて
中学3年 春休み
中学3年の春休み
私は志望校に合格し
春休みを満喫していた。
私の入学が決まった学校は私立。
公立高校の入試が終わるまで
遊ぶ相手がいなくてケータイが
私の暇潰しの相手。
そんなときに
LINEで高校のグループができた。
そのグループが
私と彼との出会い。
初めて話した相手が彼。
彼の名前は橋本優。
野球部だった。
「初めまして!よろしくね!」
『よろしくね!』
「どこ中だったの?」
『3中だよ!!』
「隣じゃん!俺1中だよ!」
春休み中は優の部活がない時は
ずっとLINEをしてた。
暇さえあればすぐに返信をくれて
くだらないことで笑わせてくれて
いつの間にか私の中で彼の存在が大きくなっていった。