消えない想い
1学年合同研修
私たちは泊まりで研修に行った。
いわゆる学校行事。
その日の夜は仲良しみんなで集まってガールズトーク。
〜♪
「今から窓開けて下の階見れる?」
優からだった。
時間はもう1時過ぎ。
外は真っ暗。
窓をあけて下を見た。
私たちの部屋は2階で
男子の部屋は1階。
ちょうど私の部屋の下が
優たちの部屋だった。
ケータイを振ってる明かりが見えた。
『優ー?』
「咲!!!おやすみ!!!」
ただ、これだけのことで
幸せだった。