血みどろミドロ
話が横に逸れてしまったので、少し戻す。
とにかく一人暮らしだから、定期的にポストを確認しないと、たまに大事な封書とかが入っていて、気付かないまま放置していると面倒な事になる恐れがあるので、俺は三日に一回はちゃんとポストの中身を回収していた。
そんな日の出来事だった。
部屋に持ち帰ったポストの中身は、大半がどうでもいいチラシばかりで、俺は軽く目を通しながら順番にゴミ箱へと突っ込んでいった。
もうすぐ終わりという頃になって、俺は郵便局からの不在票を目にする。
"ご不在でしたので、宅配ボックスにお届け物を入れております。ボックスの番号は……"
俺はすぐに、集合ポスト隣の宅配ボックスを思い浮かべた。
うちのマンションには、大型の荷物を不在時にも受け取れるよう、宅配ボックスが設置されていた。
荷物を中に入れてから、四桁のダイヤルで解除ナンバーを決めロックをする。
後は受け取り人がボックスを開けられるように、四桁の番号を宅配業者が不在票なんかに記載してポストに放り込んで完了だ。
それを見た住人はその通りに番号を入力して、荷物を受け取る。
着払いや代引き、書留なんかの場合は利用できないけど、通常の郵送なら再配達の依頼や受け取り時間の都合をつけなくても良いのでなかなか便利だった。
とにかく一人暮らしだから、定期的にポストを確認しないと、たまに大事な封書とかが入っていて、気付かないまま放置していると面倒な事になる恐れがあるので、俺は三日に一回はちゃんとポストの中身を回収していた。
そんな日の出来事だった。
部屋に持ち帰ったポストの中身は、大半がどうでもいいチラシばかりで、俺は軽く目を通しながら順番にゴミ箱へと突っ込んでいった。
もうすぐ終わりという頃になって、俺は郵便局からの不在票を目にする。
"ご不在でしたので、宅配ボックスにお届け物を入れております。ボックスの番号は……"
俺はすぐに、集合ポスト隣の宅配ボックスを思い浮かべた。
うちのマンションには、大型の荷物を不在時にも受け取れるよう、宅配ボックスが設置されていた。
荷物を中に入れてから、四桁のダイヤルで解除ナンバーを決めロックをする。
後は受け取り人がボックスを開けられるように、四桁の番号を宅配業者が不在票なんかに記載してポストに放り込んで完了だ。
それを見た住人はその通りに番号を入力して、荷物を受け取る。
着払いや代引き、書留なんかの場合は利用できないけど、通常の郵送なら再配達の依頼や受け取り時間の都合をつけなくても良いのでなかなか便利だった。