きらきら輝かせて恋色に

「きゃあっ」

足がぐらついて、倒れそうになる。
すると、六郎さんが支えてくれた。

「あっ…ごめんなさい!」

支えてくれなかったら、あのまま
頭が床にぶつかってた…

ていうかこれ…
抱きしめられてるのと同じだよね?

六郎さんの甘い香りが、
私の鼻先にふわりとただよった。

どうしよう。
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