きらきら輝かせて恋色に

部屋で何か食べてたりするなら、
それはそれでいいんだけど…

何か心配になっちゃう。

「だめですよ、ちゃんと食べなきゃ」
「え〜、じゃあそのハンバーグ
僕にもちょうだい」

春樹さんは口をパカ、と開く。

…え?
えっ、食べさせてくれってこと?

恥ずかしくないのかこの人は!?

「食べたいなら、じっ自分でどうぞ!」
「ちぇー」

残念そうにして春樹さんはハンバーグを
食べた。

23歳?とか何とか言ってたけど、
私はまだ彼氏もできたことない17歳の女子なんだから…
そういうのほんと慣れてないし…。

あ、六郎さんと湯木さんも春樹さんと同い年って言ってたなぁ。

ここにいる人、みんな大人なんだ…
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