きらきら輝かせて恋色に

やだ…なんでいるの…?
また子供みたいに幼い寝顔で…。

もしかして、
心配…してくれたの…?

いけないと、わかりつつも、
そっと六郎さんの頭に手を乗せた。

こんなことしちゃいけないのに…

ゆっくりなでると、
六郎さんがぱちっと目を覚ました。

「……あっ」

びっくりして手を引っ込める。

どうしよう、起きちゃった…!
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