きらきら輝かせて恋色に

「ごめんなさい、今のは、あのっ」

あわてて言い訳をしようとするけど、
うまく言葉が出てこない。

六郎さんは何も言わずに、
ただ本当に心配した顔で、私を抱きしめようとした。

でも、私はそれをよけてしまった…
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