悪魔の微笑み【短編】
「実は…3年生になってから隣のクラスの吉田さんに…いじめられてる…」
私は、顔を上げられなかった。
机の上に置いた鞄をジッと見つめる。
「えっ?うそ?まじで言ってんの?吉田って吉田麻美?あの子、おとなしそうに見えるのにねぇ~。でも、男子からは可愛いってすっごい人気!まぁ、ブリッコなんだろうと思うけど」
歩の話によると吉田さんはかなり評判がいいらしい。
「なんで、千夏がいじめられんの?」
「わかんないよ…わかんないけど吉田さん私を目の敵にしてる…」
私は、今にも泣きそうだった。
理由がわからない。
わからないからどうしたらいいかわからず親友である歩に相談したんだ。
私は、顔を上げられなかった。
机の上に置いた鞄をジッと見つめる。
「えっ?うそ?まじで言ってんの?吉田って吉田麻美?あの子、おとなしそうに見えるのにねぇ~。でも、男子からは可愛いってすっごい人気!まぁ、ブリッコなんだろうと思うけど」
歩の話によると吉田さんはかなり評判がいいらしい。
「なんで、千夏がいじめられんの?」
「わかんないよ…わかんないけど吉田さん私を目の敵にしてる…」
私は、今にも泣きそうだった。
理由がわからない。
わからないからどうしたらいいかわからず親友である歩に相談したんだ。