悪魔の微笑み【短編】
歩は、困惑していた。

どうしたらいいのか歩もわからないのだ。

重たい空気がゆっくりと流れる。

時折、初夏の風が肌色のカーテンを波打つ。



すると、歩が沈黙を破った。

「許せないよ…ほんとに…」


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