愛合傘〈番外編〉

「圭太、千尋とは…」

「あー、だって県大会近かったから付き合う余裕なかっ…」

「なんで!?忙しかったらふるの?余裕あったら付き合ってあげるって事くらい出来たじゃん…」

「気まずかったんだよ!!自分から振ってそれなのにあいつは正面からぶつかって…俺は恥ずかしくて…」

なんで…。
千尋は圭太の優しさ分かってたのに。どこまで意地っ張りなの。

自己中でたまに優しくて…全部ずるいよ…。

< 22 / 25 >

この作品をシェア

pagetop