愛合傘〈番外編〉
「圭太、千尋とは…」
「あー、だって県大会近かったから付き合う余裕なかっ…」
「なんで!?忙しかったらふるの?余裕あったら付き合ってあげるって事くらい出来たじゃん…」
「気まずかったんだよ!!自分から振ってそれなのにあいつは正面からぶつかって…俺は恥ずかしくて…」
なんで…。
千尋は圭太の優しさ分かってたのに。どこまで意地っ張りなの。
自己中でたまに優しくて…全部ずるいよ…。
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