私の決心
「入れるよ。」

その瞬間、幸二が私の中に入ってきた。

久しぶりの感覚…。

こんなに余裕がない感じだっただろうか。

でも…、気持ちいい。

「どう?久しぶりで体の方は大丈夫か?」

動く前に幸二は優しく声をかけてくれた。

「部長、どう…しよう。すごく…イイんですけど…、あっ。」

幸二は私に優しくキスをすると、ゆっくり動き出した。

「悪い。俺が限界みたい。一緒にイこう。」

激しくなる幸二の動きに、私はなすがままだった。

経験がないわけでないのに、体全体から何かが沸き起こってくるかのようで

「…ダメ!」

一声上げると私はぐったりとした。同時に幸二もイッたみたい。

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