私の決心
言葉だけ聞いていると、勘違いしちゃうよ、園田君。

女上司に気を使って、本当に気のつく部下だ。

いつもながら上手だな、園田君は。

「はいはい。」

私も笑いながら、自分のデスクへ向かった。

その私の後姿に園田君の視線が注がれていた。

私は気が付かなかったが、部長はそれを伺っていたようだった。










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