私の決心
もしかして部長?
「あれ?園田君?」
思いがけない人からの電話に私はびっくりした。
休みの日に電話がかかってくるのは初めてだ。
「もしもし。」
「橋本課長ですか?お休みの所すいません。」
園田君が申し訳なさそうに、しゃべり出す。
「明日、休日出勤の予定はないですか?」
「今のところはないけど、どうしたの?」
「月曜朝一に直行する会社の資料を忘れてきてしまったみたいなんです。明日、カギを開けてもらえるとありがたいんですが。」
うちの会社はセキュリティの事もあり、課長以上しかカギを与えられていない。
こういう事はまれにあるけれど、園田君が私に電話してくる事はない。
恐らく今までは武田部長に連絡を取っているんだろう。
今回に限って、私になぜ電話してきたんだろう。
「あれ?園田君?」
思いがけない人からの電話に私はびっくりした。
休みの日に電話がかかってくるのは初めてだ。
「もしもし。」
「橋本課長ですか?お休みの所すいません。」
園田君が申し訳なさそうに、しゃべり出す。
「明日、休日出勤の予定はないですか?」
「今のところはないけど、どうしたの?」
「月曜朝一に直行する会社の資料を忘れてきてしまったみたいなんです。明日、カギを開けてもらえるとありがたいんですが。」
うちの会社はセキュリティの事もあり、課長以上しかカギを与えられていない。
こういう事はまれにあるけれど、園田君が私に電話してくる事はない。
恐らく今までは武田部長に連絡を取っているんだろう。
今回に限って、私になぜ電話してきたんだろう。