1cmの勇気
 「ちょっ、何だお前! 
 離せよ!!!」

 気がつくと、相澤くんの手を誰かが掴んでいた。

 「誰だよ、お前!!!」

 「香月」

 そこに立っていたのは、今、私が助けを求めていた
 香月くん。
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