1cmの勇気
 予鈴が鳴った。

 「優斗くん、待ってよ!」


 急いで優斗くんの背中を追いかける私。

 ゆっくりと、力強く一歩を踏みしめる優斗くん。


 私、大人の階段、また上り直そうかな・・・。
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