アナタの為に


「ふぁー!疲れたー!」

ジョギングからやっとの思いで帰ってきた私


足がパンパンで動けないよ〜


もう既に筋肉痛になっている自分の体は日頃の運動不足を表してした


「ほら!」


「ひゃっ」


ピトッとほっぺに感じる冷たさに、びくっと反応した


「ポカリ、ちゃんと走ったからな。おごり」


ニカッと笑う十五は、太陽の光を浴びて輝いて見えた


「ありがとー!喉カラカラだったの!」


一瞬神様に見えた十五から、ペットボトルのポカリを受け取ってごくごくと飲んだ
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