アナタの為に
その隣に座った十五はそんな私をクスッと笑いながら見ていた
「ぷはぁ!運動の後はめちゃくちゃ美味しいね!」
一気飲みした私は、さっきまでの辛さなんてスッカリ忘れてしまった
ポカリパワーのお陰だね
「はは!単純!」
そんな私にウケたのか十五はお腹を抱えて笑う
「は、そんな笑う事してないじゃん!」
「いや、ウケたし!お前幸せそうな顔してポカリ飲んでたもん!しかも500一気したし」
「ち、ちょっとーそれだけ疲れたの!笑うな」
クククっと笑う十五をペシっと叩いた