アナタの為に


あーだこーだ叫ぶ十五を訝しげに見た


「だからな?一応女なんだから、そういう事簡単に言わないようにした方が」


「十五なんか勘違いしてない?」


綺麗に拭いたフローリング


座る十五をスクッと立って、腰に手を当て見下ろした


「女にしてって、私のイメチェンに付き合えって事なんだけど?」


「…へ?」
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