アナタの為に


「知らねー」


全く興味がないのか、読みかけの雑誌をめくりだした十五


すかさずそれを奪った


「あぁ!」


「それでね?竹内先輩は痩せてて綺麗な子がタイプなんだって!だから私、イメチェンしたいのよ!付き合え!」


じゃないと返さない!


「ったく、いつも途中で挫折する癖に」


「今回は本気だもん!ちゃんと綺麗になって先輩に告るんだから!」
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