不器用恋愛。
私なりに精一杯まくし立てたつもりだったのだが、問題の彼は、
「その空っぽの頭でよーく考えれば」
なんて、ほざきやがった。
ふざけんな。

とりあえず、この部屋から抜け出したかった私はが「お風呂借りたいんですけど…」と言えば
「ご自由にどーぞ」
とだけ言い寝始めた。
…マイペース。

彼のお言葉に甘え、お風呂に入ることにした私はシーツを身体に巻き付け部屋をあとにした。
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