アナタの奴隷
「あのさ…、朝っぱらから大きな声だすなよ」


此処(河原)は、人があまり来ないはずー…。
どうしているの……?



「お前、ヲタク……?」
「はぁ?違うわよ」

まぁ…昔からこんな格好ではなかったもんね。



「ふーん…
ならヤりに来たの…?」

コイツ頭可笑しいみたいだから行こうっと。



「待てよ、谷口美空さん」
「………どうして?」


何度聞いても教えてなんてくれないー…。


髪の毛のゴムを片手で器用に取る。



「お前、意味不明だわ」


そう言い私の眼鏡を右手で外す。


「やっぱり伊達かよ」
「返してよっ!!!!」

コイツ何の……?


「今日からお前は、俺だけの奴隷だからな…?」


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