君を愛した物語
どれだけ逃げただろう?
もう、昼休みも終わり5時間目もおわった。何とか捕まらずに済んでいるけど、まだ、不良が、あちこちにいた

疲れ過ぎて力が入らない私の背後から
近寄ってくる人影にも、全く気付かないほど、焦っていたんだ。


「みぃ〜つけた」
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