夢追う私たち

触れた唇が熱くて…
照れを誤魔化すようについついおどけてしまう。

「へへっ。出会ったころは、こんな風になるなんて思ってもみなかったですね…。」

「だな。」

「あっ、良いこと思い付きました!」

「んー?」

そういいながら、また私に唇をおとす。

は…話をっ…

「んむっ…あのっ一緒に、お店やるのっどうですか?」

「ははっ、もう俺はそのつもりー。」

ちゅっ…

どんどんキスが深くなる。

「んんっ…むーっ…!!」

「ばか…ちゃんと、鼻で息すえよ。」

なんか…浅田さん、優しい。

声のトーンがいつもと違って
…甘い…

甘くて甘くて
ぼーっとしていると

優しく微笑み
それと同時に抱き上げられた。


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