夢追う私たち
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「お疲れさまでしたー。」

玲ちゃんが、ドアにcloseの看板をかけて厨房にやってきた。
そして興奮して話はじめる。

「今日っ!シェフの賄いですよねっ!!」

「おぅ、今日はデミグラオムライスだぜー。」

「やったぁぁぁ!!」

賄いは基本的にかわりばんこで作る。

やっぱりシェフの賄いが一番おいしい。
中休みは1時間。そのあとは、ディナーの準備だ。

うまぁーいとか言いながら15分ほどでペロリと完食。

「あとは僕片付けるんで、菜耶さん達カフェでゆっくりしてきてくださいよ。」

佐伯くんが笑顔で皿をさげてくれる。

「ほんと、佐伯って女子力高いな…」

「いや、玲ちゃん…佐伯君男の子だから…」

感心してる玲ちゃんにツッコミをいれておく。


確かに佐伯君って気が利くんだよね。
可愛い顔してるし…。

「佐伯君ありがとう。じゃあ、いってきます!!」


女子3人でカフェに向かう。
カフェは、3軒先にある。

今日は時間があるから
イートインスペースでお茶ができそうだ。
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