夢追う私たち
「よし、アイツ帰ったな。
ほれ、タオル。」

従業員用の扉の隙間から、表を覗き彼が確認する。それと同時に頭の上にタオルが降ってきた。

バサッ

「ぶっ…ちょっと!!えーと…」

ちらりとネームプレートをみる。

「浅田さん!!あなた、わざとやったわね?!
てゆうか、豹変しすぎじゃないですか?!」

「あー…バレた?ごめん、ごめん。
あいつ、しつこくってさ。
タスカリマシタ、アリガトーゴザイマス。」


忘れもしない
カタコトのお礼と営業スマイル

しかも人にアイスコーヒーぶっかけておいて、ごめんごめんってどうなの?!
イケメンて、やっぱこんな人ばっかなの?!(それは偏見…)


イッラァっとした私は…
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