鬼話

私はその場にいられなくなり、逃げた。

走らずに、気づかれないように。

そっと

そっと


一山超えたところにお父さんの住んでいた小屋が見つかった。

荒れてない。

降りた時にやられたのか。

鬼は人間と共生できない。

強く実感した。

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