ヒスイ巫女
((逃げなければ))
と思った。
その心境の思うがまま2人は逃げた。
「ちょっ、ヒスイ !蛍 !」
「おい、 ヒスイ!蛍!」
そのままにしておく兄2人ではない。
逃げた2人を追いかけた
体格差もあり足の早さもある
すぐにヒスイ達に追いついただがこんな時に小さな体は便利だ。
ヒスイ達は壁の穴から逃走した
これには蒼達は手も足も出せない
だがそこで諦める2人ではない
下がダメなら上から
と言う発想で2人は壁の上を見た約5mの高さのかべ
((楽勝だ))
体を鍛えている2人にとっては造作もない高さ
いとも簡単に登った。
それはヒスイ達にとっては恐怖でしかない
上を見上げていない2人には何が起こっているのかも分からない
そして前に突如目の前に自分達が逃げている人達が降ってくるのだから
固まってしまった2人はすぐに捕まえられた。
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