ヒスイ巫女
「2人ともなんで外に許可なく出た」
外だと言うのに2人は正座させられていた
2人の兄に叱られていた
「「ごめんなさい」」
「どっちが誘ったんだ?」
「私「いや僕だよ「私だって「僕だよ」
「うるさい!」
「どっちも悪いこれからはこんな事ないように分かったな返事は」
「「はい!」」
「じゃあ帰ろうか、もう遅い」
いつの間にか太陽が沈んでいた。
陸がヒスイに手を差し延べていた。ヒスイはその手を握りそして蛍の手も握った
蛍は蒼の手を握った
陸、ヒスイ、蛍、蒼の順番で手を繋いでいた
「また鬼ごっこしたいな」
「楼宮の中でな」
「みんなで」
「一緒にな」
この姿を他の人が見れば仲のいい兄弟達に見えただろう
(この日々が永遠に続いて欲しい)
そう強く願う陸であった。
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