真愛 【絶賛スランプ中】


「…そう、だ。お前ら、俺らにこんなことしていいと思ってんのか?」



震える声で、でも堂々として豪毅に立ち向かう。



「ふん、だいぶ肝は据わってるようだな」




冷めた目で豪毅は言う。




「でもそれとこれとは話が別だ。俺の女に手出しといてただで済むと思うなよ…」



そう言い、竜也の胸ぐらを掴んで殴ろうとした。




私は重い身体を起こし、後ろから豪毅に抱きついた。





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