初恋は一言から
「おい、これについて弁解する気はあるのか?」

「「本当にすみませんでした」」

ただいま説教されています。

物凄く怖いです。

あ、申し遅れました。

真輝音です、はいすみません。

魏姫が物凄い形相で怒るんですよぉ…

メデゥーサ。

そう例えたほうが適切じゃないかってくらいのレベルです。

髪の毛が逆立っているんだよこれが。

まあ本当に立っている訳じゃなんだが、できたらまさにそんな感じ。

「なんで……なんでだ…なんで夜ご飯があたしの部屋なんだよ⁉︎」

「「だって俺らルームサービース使えないんだもん(ウソ)」」

「そうなのだぁ(ウソ)」

「なんで使えないんだよ…」

魏姫がうなだれている。

なんだかここではお母さんみたいなポジションだからか。

そんなことは置いといて、なんで迅竜の幹部男3人が魏姫の部屋にいるのかというと…


ズバリ、魏姫の部屋着姿&風呂上がり姿&普通の格好を見るためだ‼︎


いつも魏姫はサングラスをしている。

多分本人は何も言っていないと思うので俺が言っておく。

赤い目は色素が薄いので色々苦労しているみたいだ。

これも推測になるが“アルビノ”の人だと思う。

部屋ではサングラスなども全て外しているので本当の姿(?)の魏姫を見ることができるのだ‼︎

これ、見るしかないでしょ‼︎

だからワザワザみんなで(男3人)大ウソついてまできたんです!

ああ魏姫可愛い。

本当に来た意味あった…
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