妖精的な彼氏
「今も・・・明かりの・・・♪」

「なずな、音痴。うるさいから歌わないでよ。」

むかっ・・・・・・。

今、アタシ達は夏祭りに来ている。

ギリギリ集合時間には間にあったからだ。

また置いてかれるところだった。

はあっ、と安堵のため息をつくと瑠々亜には変な顔をされた。

相変わらずアタシが一方的にキャアキャア言ってたその時・・・・・・。

「あれ?あずちゃん?」

あの人の、声がした。
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