妖精的な彼氏
アタシが、ぼろぼろと泣いているとタケル君もぼろぼろと泣き始めた。

そんなとき、ぷ、と笑い声が聞こえた。

・・・・・・そういえば!

忘れてたけど、ここには瑠々亜と仕草和君もいるんだった・・・・・・!

うわーーー恥ずかしーーー!

「あっはは、なずな・・・・・・がんばったね」

なぜか・・・・・・瑠々亜もちょっと泣いてた。

なんで、「なんでお前が泣くんだよ。」

ぽん、と仕草和君が瑠々亜の頭を撫でた。

「そーだよ。」

アタシが笑うと、みんな笑った。
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