妖精的な彼氏
「ふん!アンタとは幼稚園からの付き合いだからねっ!」

さっきの可愛らしい瑠々亜はどこへやら。

得意そうに言い放つと、上から見下してきた。

く、悔しいっ・・・・・・。

「で・・・・・・さっき言ってたやつの事なんだけど。」

アタシは、は?、と言う顔で瑠々亜を見た。

瑠々亜は呆れた、といいつつ思い出せないアタシのバカな脳みそに変わって説明してくれた。

(少々・・・・・・いや、たくさんの皮肉をこめて)

そして、本題をやっと思い出したアタシは、ずいっと瑠々亜に近寄ると教えてくださいっ!と手をあわせた。

「ふん、仕方ないわね。教えてやろーじゃないの」

くそう、偉そうだな・・・・・・。

そう考えながら、もったいぶる瑠々亜に聞いた。

「ねぇっ、なんなの!?」

アタシが言うと、瑠々亜はじぃっ・・・・・・とアタシの瞳を見て言った。
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